PebbleをRebbleにした話
Pebbleが公式サポートを停止した
正確には、pebbleを買収したFitbitが、2018年6月にサポートを停止していた。 Showing Pebblers Love with Longer Device SupportPebbleは、クラウドファウンディングのパイオニアともいえるKickStarterで絶大な人気と支持を得て、多額の資金の調達に成功したスマートウォッチだった。「だった」というのは、今はもうないから。2016年には財務上の理由で先行きが立たなくなり、Fitbitに買収されてしまった。
いまもPebbleのファンは多いと思う。私もその一人だ。しばらく使っていなかったけど。
Pebbleのいいところは、
- ユーザーがアプリを作ってカスタマイズできる
- E-inkを使っていて充電をせずとも長時間の仕様に耐える
- 今のスマートウォッチの機能のだいたいの機能を兼ね備えている
- 1万~2万レンジの安い価格で提供している といったところだ。個人的には、これらすべてをちゃんと凌駕したスマートウォッチはまだないと思う。
P to R. Rebbleサービスへ
斯くして、Pebbleは終演を迎えたわけだが、端末自体は当然使える。ただ、Webを通じてのオンラインサービスの一切を使えなくなったし、ソフトウェアもファームウェアも提供されなくなった。しかし、Rebbleという非公式の開発者グループが密かに設立された。彼らの献身によって、Rebble Webサービスとして継続して使えるようになった。
Rebbleサービスの利用方法
Rebbleに対応させる
まずは、PebbleアプリケーションをRebble Webサービスで使えるようにする。- Pebble端末とPebbleアプリをインストールしたスマホがある
- https://auth.rebble.io/でRebbleアカウントを作成、ログインする
- スマートフォンから上のページにアクセスしたあと"get started now"の部分をクリックする
- Pebbleが立ち上がり、Rebbleが使えるようになる。
ファームウェアのアップデート
その次は、Pebble端末をRebble Webサービスに対応させる必要がある。ファームウェアのアップデートが必要だ。- Pebbleをファクトリーリセットする。
- Pebbleアプリからファームウェアをアップデートする。
Pebbleの日本語言語パックを作ってみた・その19 - あおしまの日記
使い心地
Rebbleになっても特に使い心地は変わらない。Pebble時代に使えたPebbleアプリが使えなくなったものも多くなった。しかし、そうでないものもあるので、そこを割り切れば今でも普通のPebbleだ。思えば、昔もそういった高機能なアプリは使っていなかったので、個人的には困ってはいない。
また、久しぶりに適当なウォッチフェイスでも作って楽しんでみようかなあ、と思う。
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