Grow with Googleをgaccoで勉強してみた
記事の要約
- googleが提供する3つの講座をおよそ一週間で受けることができた.
- 機械学習とかコンピュータに詳しくない人でも,今後10年のビジネスにおいて重要な知識を蓄えられるのではないか
- 動画や実例を交えたインタラクティブな表現がされていて,ストレスなく短時間でわかりやすく学ぶことができる.
Grow with Google とは
無料のデジタルスキルトレーニングを提供する Google のプロジェクトです。
gacco とは
大学教授をはじめとした一流の講師陣による本格的な講義を、誰でも無料で受けられるウェブサービスです。
いわゆる、MOOC(ムーク)という形態のサイトである。
Massive Open Online Course (MOOC、ムーク) またはMassive Open Online Courses (MOOCs、ムークス) は、インターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義のことである。」
Massive open online course - Wikipedia
3つの講座
Grow with Googleが提供する3つの講座は以下のとおり
- 「はじめての働き方改革」
- 「はじめてのデジタルマーケティング」
- 「はじめてのAI」
どの講座もGoogleが提供するサービスを利用した説明がされる。どのサービスも基本的に無料で提供されているものばかりだ。 強いて言えば、前提知識として下にいくほど専門的な分野になる。コンピュータのことがわからない!という人なら一番上の「はじめての働き方改革」だけでも受けてみるといい。 非常にとっつきやすく、かつ、Googleが提供する先進的なサービスで改革を行っていることを学習できる。
なお、講座を受けるには、gaccoに登録しなければならない(無料)。
どんな講座が受けられるのか
実際にすべての講座を受講してみた。結論から言って「社会人」といった属性の人ならどんな人でも受けてみて損はない。 特に、経営層の人には受けてほしいものだ。これらの取り組みは、1人だけで進められるものは多くない。実際「はじめての働き方改革」の講座の中でもチームで取り組むことやマネージャー層を取り込むことを推奨している。
技術的には先に「先進的な」と書いたものの、現在の学生や20代の人にとっては常識的・日常的に利用しているものも多い。だから、若い人にはサービス的な面では「Googleカレンダー? 知ってるわい!」などと思う人も多いはずだ。ただ、チームの観点に立ったときに「こういった活用の方法もあるのか」という気づきを得られる余地は多いだろう。
「はじめてのデジタルマーケティング」や「はじめてのAI」については、専門的な用語や知識が必要になる。ビジネスの中でも「利用しないかもね」と思うことも多い。
一方で、今後こういった技術がパソコンやスマホのように「常識的」に使われるようになるだろうし、現在既にその黎明期から過渡期に差し掛かっていると筆者は考えている。実業務で使わないとしても「知識」として留めておくでも、非常に有用になると思う
1講座1時間程度で受講修了できる
1講座は、いくつかのセクションに分けられている。それぞれのセクションが1回5分程度の動画になっている。 通勤通学の合間にでも1セクションの講座を見られるくらいの軽々としたものだ。
また、1講座の最後には最終テストとして、問題が出される。これで一定程度の正解を取ることができれば、修了証をもらうことができる。
もっともこの修了証では、資格のような社会的な価値があるものではないが、達成感と自信にはつながるかも。
一応解像度をめちゃくちゃ下げています。
手軽に実用性がある知識や技術などが学べるし、まったく前提知識がなくても飲み込めるので、老若男女ぜひ受けてほしい講座と思う。
また、さらに学びたいという人には、Googleが設けているそれぞれのページがあるので、知識をさらに深めていくといいかもしれない。
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