IIJmio meeting 24に参加してみた

グランフロント大阪へ

今回も会場は大阪人だけどあまり行かない場所のひとつ、グランフロント大阪へ。

Image from Gyazo

おしながき

東京でも行うため、ネタばれ禁止とお達し。 例によって、この部分はネタばれにならない範囲で概要だけ書いて、具体的なことは東京が終わったあとに追記しようと思います。 ちなみに、以下のタイトルはIIJブログサイトでオフィシャルになっていますので、ネタバレではないと思ってそのまま載せてます。

はじめに

今日の案内と最近のIIJの動向の紹介。

トークセッション (IIJmio Update・みおふぉん教室)

今回のeSIM取扱い開始!という宣言を革切りに、前回から変わったことなどの紹介。 ネタバレなしの範囲なので、IIJサイトでオフィシャルになっていることを箇条書きに。

Image from Gyazo

ホームページに載っていることなので、写真に。というか、これニッチだよなあ…。

これらが前回から取り組み始めが決まったこととのこと。

そして、次に「そもそもIIJmio meetingを始めたこと」について、MVNOの理解を世間に深めるためをきっかけに始めたというところは、なかなか心打つ言葉でした。

そこから、今回の総務省の取り組みを背景としたMVNOと他のキャリアとどう違うのという話になりました。
ここからが、話のメインですので詳細は割愛します。後日、感想をば。

IIJにおけるeSIMの取り組み – サービス開始に向けた軌跡 –

さて、ここからが本番といったところ。

eSIMの取り組みを始めたところから、具体的にサービス開始にいたるまでの技術検証などを語っていただきました。
正直にいって、かなりテクニカルなので、ネタバレしようにもネタバレできない!

私はeSIMに関してほとんど無知識で行ったので、イチからフンフンと聞いていましたが、個人的に事前知識で知っておいてもいいんじゃないかな、と思う大事なところは、eSIMの提供モデルには大きく2つあること。

  • M2Mモデル
  • コンシューマモデル

このあたりは、事前に調べていてもいいんじゃないかなあ、と思います。 さて、eSIMを導入するにあたって、本当にご苦労されたようで、技術検証の難しさがよくよくわかりました…。

詳細は、また後日!

eSIMプロファイルの取り扱いと今後の展望

前のセッションは、技術的な話が主でしたが、次は今後の「ビジネス」としての取り組みについて語っていただきました。

eSIMは、Embedded SIMのとおり組み込み型のSIMです。
今までのSIMは、「物理的なSIMカード」と「通信のプロファイル」が一体になっていたことです。
そして、eSIMでは、それが分離されることになります。

つまり、キャリアにとって売る商品は「プロファイル」という論理的なものであるというところeSIMのビジネスモデルの根幹ということです。

…さて、言葉にすると簡単ですが、これの売り方というのが難しいというところを語っておられました。
なんならアイデア募集中!のような感じでしたので、いろいろ悩んでらっしゃるようです。
実際今回は「ベータ版」と銘打っており、おそらく販売形態も流動的に変わるようになるんじゃないかなあと思います。

詳細は割愛しますが、裏を返すとこの「プロファイルの売り方」のビジネスモデルの構築がキーとなることは十分に理解できました。

じゃんけんプレゼント大会

今回も、2つスマホをプレゼント! OPPOさんとモトローラさんでした。 あと、オリジナルTシャツを2名にプレゼント!
私はもらえませんでしたね!

懇親会

懇親会は参加しませんでした。おなかの調子が良くなかった…。

展示

展示は3つ。

OPPOさんの最新機種の展示は、なかなかユニークな機種で、インサイトカメラが上面から飛び出てくる形のスマホでした。
ぴょんと飛び出てきたときはちょっと面白かった。

Image from Gyazo

Motorolaさんの展示もありました。
自撮りカメラでいわゆる「ボケ」をAI的に生成できる機能は、すごーいと思いました。
大きさもそこそこいい感じで、独自性を出してきているなあという印象でした。

そして、IIJの展示は、中古販敗のiPHone!
それから、eSIMの体験会をされていました。
実際にiPhoneからQRコードを読み取って、プロファイルを登録するという手順は、圧倒的に簡単!
ちょうど今のQRコード決済と同じくらい簡単でした。これは、確かに今後のSIM販売の全景を変えるかもしれません。

Image from Gyazo

画像は、eSIMを発行するための自動販売機(仮)。QRコードのレシートを発行するための模擬的なマシーンです。
操作をしてクレジットカードを通すと、QRコードがレシート上に出てきます。それを読み込むとeSIMのプロファイルの購入と設定完了!
これがこのまま町中に配備されるわけではないと思いますが、すごく簡単なイメージです。

物議を醸している総務省の「端末料金と通信料金の分離」については、キャリアの収益に悪影響を与えることは容易に想像ができ、批判も多くあります。しかし、eSIMを体験すると、端末と通信(つまりプロファイル)はあまりにも簡単に分離できているので、この制度はeSIMにとっては追い風になるのでは、という想像ができました。
もちろんeSIMにもいろいろ問題点はあるので、eSIMばかりになる、というより、物理SIMとの共存がどうなるか、というところが気になるところですね。

感想

2回目のミーティングに参加しました。相変わらず和やかで、かつ、発表者の方々は熱心に語ってくれました。ありがとうございました。
フリートークのセッションも質問が多く出ていて、このミーティングの意義というのは決して小さいものではないなあ、と思えます。

次回は10月。仕事の都合で難しそうですが、参加できたらしてみたいですね!

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